消防署統合推進特別委員会 初開催
開 催 日: 平成23年10月4日
平成23年第3回永平寺町議会定例会で設置された「消防署統合推進特別委員会」が初開催され、今後の委員会の進め方について話し合いました。
総務常任委員会視察研修
参加人数: 議員9名,行政6名
『市荒川発電所の緊急時防災対策』
視察場所: 関西電力株式会社 北陸支社(富山市東田地方町1丁目2-13)
視 察 日: 平成23年7月20日
上志比地区にある市荒川発電所の導水路、水圧鉄管、発電所建屋等が、東北・関東大地震における大災害のように万が一の災害があった場合に備えて、「緊急時の防災対応」や「発生時の防災対策」また、「耐震補強の実態および調査内容」について、どのような管理体制で遠隔監視制御されているのか視察してまいりました。
実際に関西電力株式会社北陸支社3階において、24時間体制での遠隔監視制御の給電制御所を確認しました。各管理施設に設置してある遠隔カメラから映像(侵入者等)が鮮明に映っており、今後、防災訓練等に活用したいとのことでした。また、地震等で揺れを感じた時は自動的に停止し、遠隔監視制御装置により原因究明し、職員が現場対応を行うことになっています。
関西電力株式会社北陸支社
『高齢者の健康を支える施設とは』
視察場所: 富山市角川介護予防センター(富山市星井町2丁目7-30)
視 察 日: 平成23年7月20日
平成25年3月末に上志比地区に完成予定の温浴施設(永平寺温泉)を永平寺町は「健康の増進」「余暇の活用」「介護予防」としています。そこで、富山市が「あなたを総合サポート」として取り組んでいる健康効果の高い4つの要素である、楽しく無理なく運動ができる①水中運動療法、②陸上運動療法、③温熱療法、④パーソナルケア を取り入れた介護予防センターを視察してまいりました。
こちらの介護予防センターを利用することにより、疾病対策(医療機関への受診減少)・介護予防(要介護認定の軽度化や認定時期の延伸等)につながり、将来にわたって医療費や介護給付費の縮減による各種保険制度の安定的かつ円滑な運営が図られるとのお話を聞くことができました。
富山市角川介護予防センター
産業建設常任委員会視察研修
参加人数: 議員6名,行政2名
『若者定住対策』 & 『鳥獣害対策』
視察場所: 高島市役所(滋賀県高島市新旭町北畑565)
視 察 日: 平成23年7月29日
【若者定住対策について】
町の第一の活性化対策である、人口減少問題については、地方行政を預かる市町のトップのかじ取りが重大であり、当永平寺町におきましても、人口減に歯止めが出来ない状況であります。特に、小学校の児童数による複式学級等の課題、少子高齢化問題についても、老人の一人暮らしの福祉問題、また、それに伴い集落の空き家が増え、近隣の住宅間の環境に対する課題が後を絶ちません。
高島市は昨年、若者定住促進条例を立ち上げ、定住住宅取得補助また、新築住宅取得補助、空き家リホ-ム補助等、きめ細かな人口減対策に対応しており、当町においても実態等をお聞きしながら対策を考えるべく、視察してまいりました。
【鳥獣害対策について】
人口5万2千人・世帯数1万9千戸の割に、高島市の面積は693km2 と広く、イノシシ・シカ・サル等の被害はこの地域の課題で、特にシカの被害は大きい。高島市では「地域ぐるみで防ぐ獣害対策」を積極的に取り組んでおり、どのような構想・計画をされ被害防止にあたっているのかを視察してまいりました。
高島市役所
視察場所: 株式会社ナカダ産業(福井県大飯郡おおい町名田庄小倉27-4)
視 察 日: 平成23年7月29日
鳥獣害対策をするにあたり、大飯郡おおい町のナカダ産業のワイヤ入りネットについて耐用年数が気になっていましたが、10年前に張った現場を視察し、ネットの風化による耐久性には支障がなかったことを確認できました。
株式会社ナカダ産業 名田庄工場
教育民生常任委員会視察研修
参加人数: 議員5名
『公民館の地域づくり活動』
視察場所: 飯田市三穂公民館(飯田市三穂)
視 察 日: 平成23年7月29日
小学校区毎の公民館を中心に、地域づくりに取り組む状況を、現場で話しを聞きたいと実施しました。
市が市内20地区全部公平に職員も配置し、予算も持ち、人材育成も位置づけ、行政からも独立して長期の地域づくり計画も持っての取り組みは、地域づくりの基本、本町の課題であると再認識しました。
三穂公民館
『公設温浴施設の事業』
視察場所: 湯ったり~な昼神(長野県下伊那郡阿智村智里370-1)
視 察 日: 平成23年7月28日
公設の温浴施設で実施している健康づくり事業を見たいと思い、視察してまいりました。しかし、温水プールの維持は大変なお金がかかり、事業そのものをどうするのか検討中とのお話でした。
それにしても、施設運営や事業の取り組みは行政の姿勢によることが多く感じられました。また、管理委託について村内開発公社へ委託する方法は教訓になりました。
湯ったり~な 温水プール
『自然エネルギーの利用が課題』
視察場所: 七ヶ用水発電所(石川県能美郡川北町字中島イ10番地先)
視 察 日: 平成23年7月28日
原発事故後、自然エネルギーの利用が課題となっていること、国営パイロット事業課題となっていること、国営パイロット事業による、十郷・芝原用水のパイプライン化の時に、旧松岡では議会からの要望を国や県にしたものの、計画されなかったこともあり、用水利用の発電所を視察しました。
自然エネルギーの利用については、国や県、自治体がもっと取り組むべきだと確認しました。
七ヶ用水発電所
永平寺大燈籠ながし「帆書き」
平成23年7月下旬
8月21日(日)に開催される永平寺大燈籠ながしのボランティア活動として燈籠の帆書きのお手伝いをさせていただきました。