行政視察報告
参加人数: 議員13名,行政3名
『空き家を活用した施策』 & 『廃校利用』
視察場所: 珠洲市役所(石川県珠洲市上戸町北方1の6の2)
視 察 日: 平成23年11月9日
【空き家を活用した移住・定住施策について】
珠洲市は、地勢的に能登半島の最先端にを位置し、地場産業は小規模な農林水産業が中心で、過疎化・少子高齢化の進捗が著しい市です。同市は市内の空き家調査を実施し、20軒の借用可能な家を珠洲市空き家ホームページ「田舎暮らししてみんけ?」で紹介。結果19組41名の賃借・売買契約の実績を得ています。同時に短期滞在用空き家「ちょい住み」(お試し)にも取り組み、利用者のうち県外から8割の利用者を呼びました。
【廃校を利用した大学と連携のための拠点設置について】
珠洲市は、市内の廃校(旧 小泊小学校)を活動拠点に、平成18年10月「能登半島里山里海自然学校」を開校。金沢大学より常駐研究員が赴任しました。平成19年10月「能登里山マイスター」要請プログラムがスタートし、人材を養成。「里山マイスター」として自立させ、地域活性化につなげていっています。2年間のカリキュラムで実施し、5年間で60人の「里山マイスター」養成を目標としています。
地域における変化・効果としては、市民活動の活性化・地域での研修生の活躍・交流、定住人口への波及、教員・研修生等の政策提言への関わりなどが見えてきました。珠洲サポート会→NPO法人「能登半島おらっちゃの里山里海」として市民とのつなぎ役を担っています。
珠洲市役所
障害者施設の活動について
視察場所: 社会福祉法人 徳充会(石川県七尾市青山町ろ部22番)
視 察 日: 平成23年11月10日
「青山彩光苑リハビリステーションセンター」(障害者支援施設)・「青山彩光苑ライフサポートセンター」(身体障害者療護施設)・「セレェーナ青山」(身体障害者福祉ホーム)
徳充会の3施設を視察して、生涯の度合いにより自分でできることにも個人差はありますが、障害を理解した上で、少しでも自立できるように機能訓練を計画的に実施していました。
これからの福祉施設は、入所者の自立と社会復帰を目指し、どうしても不可能な部分では介護の手を借りるというような運営方法が望まれます。そうした障害者自立支援施設と授産施設が必要と思われます。
社会福祉法人 徳充会
九頭竜川下流農業水利事業 現地調査
視 察 日: 平成23年11月8日
工事は、九頭竜川下流農業水利事業計画に基づき、左岸幹線用水路(芝原用水路)を内径Φ2,800mmの管水路にするものです。この工事の進捗状況を見学しました。「国営農業用水再編対策事業」で鳴鹿大堰より取水している地域の開水路をパイプライン化し、維持管理の軽減を図るとともに、パイプライン化によって創出される用水を利用し、周辺地域への水源転換等農業用水の再編を行い、用水の安定供給を図ります。
トンネル坑内
福井県美浜町議会 来庁
開 催 日: 平成23年11月14日
福井県美浜町議会の議会運営委員方々が、本町議会の予算・決算審査の運営についてや議会改革の取り組みについての研修のため、来庁されました。
11月 『議会と語ろう会』を開催しました
開 催 日: 平成23年11月5日(土)・6日(日)・13日(日)
第2回議会と語ろう会を町内7会場で開催し、健康福祉施設整備計画についてや消防署の統合、その他町民からの要望等について話し合いました。お越しくださった町民の皆様、誠にありがとうございました。
今回の語ろう会では5月の議会報告会での反省をふまえ、町民の声に耳を傾ける時間を多く取ることで、大変有意義な会となりました。このときの多くの貴重なご意見を議会・委員会活動及び各議員活動に活かし、ご理解と信頼をいただける議会となるよう努めてまいります。
11月6日(日) 上志比文化会館サンサンホール
群馬県吉岡町議会 来庁
開 催 日: 平成23年11月1日
本町の議会活性化活動や議会運営、とりわけ5月と11月に開催している『議会と語ろう会』の視察研修として、群馬県吉岡町議会から15名(議長・議会運営委員6名・議会広報委員6名・事務局2名)が来庁されました。